
7月6日のサガン鳥栖戦が急遽延期になったため、セレッソ大阪戦から1週間あいてのガンバ大阪戦。
大阪勢の2連戦。こんなこともあるんですね。
さて、ガンバ大阪戦の結果は4−0の勝利。
久しぶりの快勝、そして完封勝利。
序盤にガンバ大阪に退場者が出たとはいえ、最後まで締まった試合でした。
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仕上げは家長のバイシクル
ガンバ大阪戦で注目したこと、気になったことをまとめます。
- 日程的な優位をいかして決めきりたい前半
- 登里享平、知念慶の復帰
- 濃厚接触者判定で鬼木監督が不在、監督代行は寺田周平
一つずつ見ていきましょう。
日程的な優位をいかして決めきりたい前半
7月6日の水曜日に行われる予定だった川崎フロンターレとサガン鳥栖の試合が急遽延期。
対戦相手のガンバ大阪は7月6日の試合を終えて中2日。
夏場に行われる試合でこの差は大きい。

暑い中で試合した後の消耗は大きい。
中2日だとリカバリーするだけで次の試合って感じですよね。
準備期間が取れるのはありがたい。
試合の間隔があくと試合の入りが悪くなることがあります。
寝起きのように、まったりしてしまうような感じ。
でもこの試合ではダミアン、マルシーニョを中心に前から行く迫力がありました。
立ち上がりのところが大事といった話をした中で、選手が立ち上がりからアグレッシブにチャレンジしてくれましたし、相手の退場がありましたけど、その後も緩めることなく常に戦い続けてくれました。
試合終了後監督コメント 川崎フロンターレ 寺田コーチのコメントより抜粋
アグレッシブにチャレンジした結果の先制ゴール。

ボールを奪ってからゴールまでが速かった。
ダミアンのゴールも久しぶり。
その後すぐにガンバ大阪に退場者が出たこともあって数的優位に。
日程的に優位な上に数的優位。
気が緩みそうな展開ではありましたがそんな気配はありませんでした。
こちらからは当然もう1点取りに行くよというメッセージは選手に伝えましたが、メッセージを伝えても選手がやるかどうかは選手次第。やはりうちの選手はそういうところに対しては貪欲に点を取りに行くという意識がありますし、こちらから見ててもすごく頼もしいなと思いましたし、本当に最後まで見ていて楽しいゲームでした。改めてうちの選手ってすばらしいなと感じることができたゲームでした。
試合終了後監督コメント 川崎フロンターレ 寺田コーチのコメントより抜粋

このコメントにシュウヘイコーチの人柄がにじみ出ていますよね。
選手へのやさしさとか信頼があふれてる。
圧倒的優位性をいかして前半のうちに決めきりました。

ダミアンのワンテンポずらしたアシストが絶妙。
こういうプレーは個人的に大好物ですね。

こんなスーパープレー見せてくれるなんてすごすぎるぞ家長。
と、感情がよくわからなくなるくらいスーパーなゴール。
登里享平、知念慶の復帰
ガンバ大阪戦ではケガで離脱していたノボリ、知念が復帰。
特に左サイドでゲームを組立てられるノボリの復帰はチームにとって大きい。
チームが下向きになりそうな時に盛り上げることができる、ムードメーカーという役割もノボリだからこそできること。

なかなかうまくいかない試合が多かった。。
試合中プレー以外でもチームを盛り上げることができる選手がいると、少し雰囲気も変わってくるかもしれないですね。
オニさん(鬼木監督)が帯同できないなかで、ここ最近等々力で勝てていなかったし、今週はイレギュラーな形で試合を迎えたが、自分が復帰したタイミングでチームが勝つこと、チームに貢献したいという思いだった。個人的にここまでなかなかチームに貢献できなかった。リハビリ中もいろいろな思いを抱えながら取り組んできて、こうして帰ってこられたのがうれしかったし、復帰できたのが等々力で幸せな気持ちだった。サポーターの皆さんも大きな拍手で暖かく迎え入れてくれて、自分としてもまたここからという思いになった。 個人的には久しぶりのゲームだったので、全体を見ながら状況を踏まえてプレーすることを心がけたが、まだまだ全然だなと感じている。ただ、こうしてピッチに戻ってこられたので、もっとコンディションを上げてチームに貢献できるようにしたい。
試合終了後選手コメント 川崎フロンターレ 登里享平のコメント
反対の右サイドバック山根のコメントもノボリの復帰がうれしそう。
ノボリくんはムードメーカーだし、僕のお手本となるプレーをしてくれる選手。ずっと右と左で組んでいた選手なので、帰ってきてうれしかった。
試合終了後選手コメント 川崎フロンターレ 山根視来のコメントより抜粋
あとはジェジエウの復帰を待つばかり。
ただ大島くんがベンチにも入っていないことは気になります。
ケガでなければ良いのですが。

濃厚接触者判定で鬼木監督が不在、監督代行は寺田周平
ガンバ大阪戦は鬼木監督が不在。
新型コロナウイルスの濃厚接触者判定でベンチ入りできず。

水曜日のサガン鳥栖戦といい、またコロナウイルスの感染が拡大してます。
これからもいろいろと影響がありそうですね。。
鬼木監督が不在ということで、指揮を執るのは寺田周平コーチ。
川崎山脈の中央でプレーしていた頃を思い出すと感慨深いですね。
代行ではありますが、川崎フロンターレの指揮官として等々力のピッチに立つシュウヘイ。
ヒロキも箕輪もきっとうれしいはず。

試合終了後に選手たちと喜びあう姿。
なんだか微笑ましかったです。
監督からも最高のゲームだったと言ってもらえたので良かったかなと思います。やはり世の中がコロナという状況の中で、いつかこういうことが起こりえるのかなと思っていましたけど、いざこういう場面になってみると、初めてのことなのですごい緊張もありました。ただやっぱり監督はじめコーチングスタッフもそうですし、選手もやはり盛り上げるところをやってくれたので、すごくいい雰囲気で試合に臨めましたし、僕自身にとってはもの凄く貴重な経験をさせてもらったなと思っています。
試合終了後監督コメント 川崎フロンターレ 寺田コーチのコメントより抜粋

まとめ
サガン鳥栖戦が急遽延期になったため、セレッソ大阪戦から1週間あいてのガンバ大阪戦。
ガンバ大阪戦の結果は4−0の勝利。
久しぶりの快勝、そして完封勝利でした。
ガンバ大阪戦で注目したこと、気になったことは次のとおりです。
- 日程的な優位をいかして決めきりたい前半
- 登里享平、知念慶の復帰
- 濃厚接触者判定で鬼木監督が不在、監督代行は寺田周平
序盤にガンバ大阪に退場者が出たとはいえ、最後まで締まった試合でした。
数的優位ということもあり、思い通りの試合運びができたガンバ大阪戦。
リーグ戦の首位に再浮上するきっかけにしてほしい。
11人対11人で行われる次の名古屋グランパス戦は真価を問われますね。
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