J1リーグ第12節 川崎フロンターレvs名古屋グランパス 最強の矛盾対決 第2ラウンド

スポンサーリンク
等々力陸上競技場

少しの気のゆるみがピンチをまねく。山根視来vsマテウスのマッチアップに注目

前節J1リーグ第22節の圧勝劇とはうってかわって、なかなかきわどい勝利でした。

結果は3-2で川崎フロンターレの勝利。

3点目が入って少し気がぬけたスキをつかれ、名古屋が逆襲。

最後は時間稼ぎしなければならないほど追い込まれました。

試合の終わらせ方はむずかしいですね。

試合詳細

ゲーム記録・速報 – 2021/J1リーグ 第12節 vs.名古屋グランパス | KAWASAKI FRONTALE

名古屋グランパスが前回の敗戦から巻き返す戦略

中盤で主導権を握らせ過ぎない。そこが川崎が良いプレーをする要因になるので、そこでやりあうことを考えました。こういう結果なので、相手をどうこう言うことではないですが、いつもほど伸び伸びとサッカーをやっている感じではなかったと思います。我々自身がミスをしてチャンスになっている。そういう意味では、ある程度のことはできたという評価を与えたいです。

試合終了後コメント 名古屋グランパス コンカコーチのコメントより引用

前回敗れた原因への対策として、名古屋グランパスがとった戦略は「中盤で主導権を握らせ過ぎない」こと。

つまり前節川崎フロンターレのパスの供給源になっていた、ジョアン・シミッチの自由を奪うことを徹底してきました。

ジョアン・シミッチがディフェンスラインまで降りても、サイドに出ても、どこにでもマーカーがついてきてパスを受けられない。

結果、ジョアン・シミッチの縦パスは完全に封じられて、前回のように序盤から押しこむ展開はむずかしくなりました。

しかし、このむずかしい状況にあっても対処できるところが川崎フロンターレの強さです。

相手の出方を見ながら、戦い方をより良いやり方に変えることができる。

その中心にいるのが家長です。

家長がボランチのポジションまで下がったり、流動的に動くことでパスを受けてさばき、少しずつペースをフロンターレに引きよせる。

この試合での先制ゴールはセットプレイでしたが、流れを引きよせてセットプレイの回数を増やしたことでゴールがうまれました。

山根視来vsマテウス サイドの攻防

サッカーの見どころの一つがサイドの攻防です。

サイドの選手はそれぞれ特徴的な個性があるうえに、1対1になりやすい場所なので、攻守の駆け引きを楽しむことができます。

この試合では特に山根視来とマテウスの攻防に注目しました。

絶対に前を向かせたくない山根」と「とにかく前を向きたいマテウス」の勝負ですね。

山根としては、マテウスにボールを持たれて前を向かれるとドリブルを仕掛けられる。

マテウスのスピード、テクニック、キック精度を考えると、守備の対応が後手にまわると突破される可能性が高くなる。

それなら前を向かせない守備をしてマテウスをおさえようというわけです。

序盤マテウスがボールを持つと、山根がすぐに距離をつめ、背後からかなり厳しくチャージしていたシーンが何度かありました。

こういうプレーを続けることでマテウスに前を向かせずに、マテウスの突破力を封じていたので山根の狙いどおりでしたね。

結果、前半にマテウスが突破するシーンはほとんどなかった。

山根が序盤に仕掛けた駆け引きがうまく機能していました。

しかし、マテウスの後半の直接フリーキックはすごかった。。

川崎フロンターレが試合をコントロールできなかった後半

3点を取ったところで、もう一つ、相手のミスもあったので、そこから畳み掛けられるチャンスでもあったと思います。4点目、5点目というところで、ダミアン(レアンドロ ダミアン)が腰を少し痛めていたり、前節はアキ(家長昭博)を90分使っているので、そこをコントロールする意味で変えました。ただチームとしてのメッセージ性として、前節の4-0を踏まえると、緩みを出すところに繋がったと自分に反省を持っています。やはりメンタルのところが重要だったと思います。今後も連戦が続くので、そこは交代も含めてやっていくと思います。チームとしての意思統一が大事だと思います。

試合終了後コメント 川崎フロンターレ 鬼木監督のコメントより引用

選手交代で気がゆるんだこともありますが、3点目の入り方も気がゆるむきっかけでした。

気がぬけるようなオウンゴールだったので。

少なくとも観ている僕は完全に気がゆるみました。

そんな気のゆるみから名古屋の反撃を受けたわけですが、勝ち切れたところは救いでしたね。

少しの気のゆるみがピンチを招く」という教訓も得ることができました。

大勝が続くことはいいですが、気を引きしめる要素を持ちながら戦っていくことも、チームにとっては必要ですね。

そしてより強くなる。

まとめ

前節と違いちょっとした気のゆるみから、勝ち点を失うピンチを迎えました。

しかし試合後の各選手のコメントを読むと、この教訓をチーム全員で共有しているようです。

まだ強くなる要素が川崎フロンターレにはあると、前向きになれる内容でした。

次はG大阪。

緊急事態宣言中の大阪は大丈夫なのだろうか?

チームに感染者が出ないことを祈るばかりです。

にほんブログ村 サッカーブログ 川崎フロンターレへ
にほんブログ村

コメント